とうとう、今年も終わりになっていきました。Pythonもちょっと途中ですが、「バビロンの大富豪の教え」を読んでみました。これ、漫画ですけどね。2019年10月に第一刷発行されているようです。

漫画 バビロン大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則 (日本語)
時間もあるので、読んでみました。漫画なので、かなり読みやすいです。活字もいいですが、内容を理解するには漫画がわかりやすくていいですね。ゲームはさらに物語を再現した形で理解が進みますね。
原作は、ジョージ・S・クレインさんが書いたようで、米国ミズーリ州ルイジアナ生まれ。ネプラスカ大学卒業後、軍務にもついていたようです。その後、クレイン・マップ・カンパニーを設立し、1926年に節約と経済的成功をテーマにした短編シリーズを発行し人気があったようです。この、短編シリーズまとめたものが、「The Richest Man in babylon(バビロンいちの大金持ち)」として単行本化されたようです。
ざっくりストーリは、バビロンの粘土板を見つけた青年が、友人の元考古学者に解読を依頼しにいき、解読内容を物語としたものです。
「黄金に愛される7つ道具」
1.収入の10分の1を貯金する。
2.欲望に優先順位をつける。
3.蓄えた金に働かせる。
4.危険や天敵から金を堅守する。
5.より良きところに住む。
6.今日から未来の生活に備える。
7.自分こそを最大の資本とする。
いろんな本を読まえれている方ならば、よく聞いたことのある内容かもしれません。改めて読むと考えさせられます。
収入の10分の1を貯金することにより、お金がたまる環境を作り出す。この時に考えるのが、10分の9では生活できない時です。できない時は、自分の生活を整理してみることが重要です。そのうえで、欲望で購入していたものを排除できるように、欲望に優先順位をつけることが必要になります。この助けとして、ファイナンシャルプランナーなどに依頼することも最適です。
この生活を続けることで、お金がたまるようになり、お金を働かせることが可能になります。お金を働かせる方法としては、いまなら、投資などがあります。昔なら、貯金するだけでも利率があって、働かせていたのと同じでしょうか?
おすすめの投資先は本書に提案されていますので、気になる方は読んでみてください。
危険や天敵から金を堅守するには、詐欺などにあわないってことだったかな。
より良きところに住むことは、家にいる時間は多いので、安らぐことができる家がいいよってことでした。今年だと、地方に移住することもより良きところかもしれませんね。働く時間が8時間とすれば、半分は家にいますからね。
今日から未来の生活に備えることは、将来の蓄えを持つこと。老後資金2000万を順部するとか。今の社会でも出費しない要因は将来の蓄えをするために貯金するためで、将来が不安だと経済にも影響するのはわかりますね。物語の中では、保険制度が提案されていましたね。
最後の自分こそを最大の資本とすることは、これは自分のことですので、なんとなくわかりますよね。自分を粗末にする者にはいいことがないよってことかな。
これらを駆使したものが5つの黄金法則になります。
内容は読んでみてください。(7つ道具を組み合わせたりしただけですけど)
現在の年金制度や終身雇用や財形貯蓄などをこの7つ道具で考えると、かなり当てはまっています。将来の不安をなくすために、年金制度や保険があり、貯蓄をしたり、退職金制度でお金に働いてもらう。会社などが運用してくれることで、危険や天敵から金を堅守してくれる。かなり、良い構造だったんだと思いますね。
しかし、これからはこれらの制度が機能することが難しい状況になってきています。そのため、個人が7つ道具を知っておくことが重要であると感じました。このまえ、Abemaで奨学金の議論がされていましたが、無利子ではないものは奨学金ではなく、借金ですね。これから、副業の時代も来ると、確定申告もしっかりやらないといけない時代になります。
この7つ道具を知っていても、一番重要なことがあります。
「行動」
道具を持っていても、使わないと意味がありません。行動できるか、できないかが重要。
やってみよう!!