Amazon Kindle Unlimitedに加入していることもあり、標記の本を読んでみた。Kindleで読むと、メモとハイライトを纏めてくれる機能があるんだけど、今回始めて使ってみたけど、かなり使えると思った。纏めたものが下記のとおりです(抜粋なので文章的にはおかしいとこと、元はhtmlなので貼り付けで見にくくなっています)ハイライト。
・自分は片づけが得意だなんて思っている人は 、そうそういません 。
・江戸時代では、わずか6畳ひと間の空間を食堂 、茶の間 、寝室というふうに
時間帯によって上手に使い分けていたのです 。
・片づけの本質は
「モノを増やさない 」、「所定の場所に戻す 」、 「モノの捨て方 」
・増やしたら減らすをキープして、モノを増やさない。
・すべてのモノに「定位置」を! 使用後戻すのが重要。
・テーブルやソファをもの置きにしてしまうと、絶対にモノは増え始める。
・ひとつ何かを買ったら 、ひとつ何かを捨てる。
・人は「片づけたい」と思うのは、いい気分になれるのを知っているから。
何かを変えたいという強いモチベーションが、片づけの原動力である。
・「掃除 」に対して 、日常の習慣としての行うのが「片づけ 」。
・衝動買いは要らないモノを買いやすい。4つの感情で起こりやすい。
「空腹 」 「怒り 」 「寂しさ 」 「疲れ 」という 4つの感情
・レンタルサービスを利用するのも、モノを増やさないためには有効である。
・デジタル化することで、モノを増やさない工夫もある。
・まずは一気にやって、あとは毎日の片づけを習慣にする
・自分が要らないモノを家族にあげない
・モノを捨てるための独自の耐用年数(使用に耐え得る期間)を決める。
・たとえプレゼントでも、自分の趣味に合わなければ思いきって処分が重要。
・収納スペースを増やさないのが、片づけの基本である。
・棚などに何が入っているかを書いたラベルを貼っていく 「ラベリング 」
・理想は「8分目収納」。8割ラインをメドにつねに全体を見直したらいい。

重要だと思うところがたくさんありますね。ほとんど、纏めになっていないかも。この中で思ったのは、収納があればあるだけ、人間はモノを所有しようとするようです。これは、日本独自なのか文化なのか、「MOTTAINAI」が影響しているようです。けど、江戸時代には6畳ですべてをやっていたことを思うと、文化ではなくて、現代人の嗜好が多種に渡ることによって、モノが増えているようにも感じます。
片付けの本質は、増やさないことが重要と記載されています。まあ、増えなければ捨てることも片付ける必要もないので。機能別で1つにする等で、多種の所有をなくすことがまず重要であるようです。
片付けを習慣にするには、モチベーションが重要です(勉強も一緒ですね)。人間は、嫌なことは繰り返したくなくなるので、良いイメージを保つことが必要です。家族にきれいになったねとか、気分転換できたとかを感じることが重要のようです。勉強の場合では、合格した時をイメージしてそうなりたいと思う気持ちで行うことが重要っていうのと一緒ですね。習慣になるまでは、テーブルの上をちょっと片付けるとかの「ちょっと」したことから始めることがいいようです。
衝動買いは、モノが増える要因の一つです。さきほどのモチベーションの話でもそうですが、気分転換できたとかの良いイメージがあることでついつい買ってしまうのです。どちらのモチベーションが高いかによるようです。4つの感情を抑えるために、モノではなく、体験すること(マッサージにいくとか)で解消することがよいのかもしれませんね。
モノを減らす方法として、耐用年数が超えたものは、価値を使いきったと考えて、古いものは捨てることが良いようです。ちなみに、耐用年数は会計上でも決められていますので、参考にしてみるといいかもしれません。あくまで参考で、自分が決めることが需要のようです。
衣服の耐用年数(お洗濯.net 洋服の耐用年数って?衣類の寿命について知っておきましょう参照)
耐用年数表(国税庁)
他に片付ける方法として、必要な時にのみ所有する方法があり、これがレンタルすることです。車なども旅行の時しか大型の車はいらないのであれば、レンタカーにするなどをすれば、車検代とか駐車場代などもかからず、経済的でもあります。
昔は、全て紙で配布されてきましたが、今では、電子化がかなりすすんでおり、取扱説明書等もダウンロードできる形も多数あります。これらを使用して、家電などの取扱説明書を捨てるのも一方法であると紹介されています。
まあ、基本はちょっとずつ行うことと、必要なモノの基準をしっかり決めて、いらないものは所有しないことが重要ということでしょうか。
所有から共有になってきていますので、マンション等であれば、共有することでも部屋を大きく使うことができるかもしれませんね。
途中にコラムがあり、その中で、自分が片付けのどんなタイプかがわかるチェック表もありますので、よかったら読んでみてください。
よくある啓発本ではあるのですが、再認識として読んで起きたい本です。
今度はなにを読もうか。