台風21号 どれくらい?

今年最大の台風となっている台風21号(チェービー)ですが、本当にすごいのか?現在(2018/8/31)発表されているピークの気圧は、905hPaです。上陸時は、どれくらいになるのでしょうか?詳しいことはわかりませんが、これまでの台風ではどうだったか?1821-00[1].png

気象庁 ( https://www.jma.go.jp/jp/typh/ )

今年では、8号(マリア)がピークの気圧が915hPaでした。この台風は、中国方向にいって日本にはこなかったのであまり注目されていませんが、海外ではそれなりにひどかったようです。上陸時の気圧は、950hPaだったようです。

https://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/2/5/25593.html

この台風が上陸した時の中心気圧は955hPaとなっていますので、この程度で上記の動画程度になるということです。上陸してしまえば低気圧の供給源となる水蒸気がなくなるため、勢力はおちていきますので、沿岸部のみの被害だったのでしょうか?

日本の歴代の台風は、伊勢湾台風、第二室戸台風等があります。伊勢湾台風、室戸台風ともに9月に発生しています。海水温が高くなった夏の終わりに地球が温度を戻すために低気圧を発生しているのでしょうか?北部では大きな高気圧があるんでしょうかね?

伊勢湾台風は、日本でもっとも被害を出した台風として有名であり、構造物関連の法律が改定されるほどに被害を出したようです。当時を知る人では、魚が平地部に飛んできていたというほどですので、比較にならないほどだったのかもしれません。

伊勢湾台風の気圧のピークは、895hPaで、上陸時の気圧は、930hPa程度だったようです。また、ルートですが、下記のルートです。今回の台風に似ていると思いませんか?被害状況もすごいですね。現在の構造物の技術ではここまで被害はでないと思いますが。

全国被害状況集計において、犠牲者5,098人(死者4,697人・行方不明者401人)、うち愛知県で3,351人(うち名古屋市1,909人)、三重県1,211人[注 3]と、伊勢湾岸の2県に集中。負傷者38,921人。

全壊家屋36,135棟・半壊家屋113,052棟、流失家屋4,703棟、床上浸水157,858棟、船舶被害13,759隻。

被災者数は全国で約153万人に及んだ。うち、三重県は約32万人、愛知県は約79万人と、県全人口の約2割が被災した。

南寄りの暴風で、海水が熊野灘伊勢湾三河湾の最奥部に吹き寄せられ、和歌山県南部から愛知県までの広い範囲で高潮による浸水が発生し、名古屋市南区付近は、1ヶ月以上も水が引かなかった地域があった。名古屋市南部(南区、港区)、及び、隣接する海部郡南部(蟹江町飛島村、弥富町(現弥富市)、十四山村(同市)など)、知多郡北部(大高町(現名古屋市緑区)、上野町(現東海市)など)は江戸時代に遠浅の海を干拓してできた新田で、海面下2-3mの土地もあったため、高潮により、一旦、海岸堤防が破壊するとひとたまりもなく水没した。これら低地の復旧のためには、まず、堤防を完全に作り直した上でポンプにより海水を排水しなければならなかったため、水没地域が完全になくなったのは被災から半年経った翌年3月下旬であった。その間、多くの世帯の汲み取り式便所の汚水があふれ出たままとなり、また、孤立した人々の排泄物も停滞するなど、公衆衛生が著しく悪化した。同年10月6日には早くも次の台風16号が東海地方等を通過し、岐阜県養老郡養老町で豪雨により田畑が水没する等の被害が出た。水が引いた後の5月にはチリ地震津波が発生し、台風が通過した東北地方太平洋側と三重県南部を中心に再び被災した。

wikipediaより ( https://ja.wikipedia.org/wiki/伊勢湾台風 )

台風21号の3日21時の中心気圧は925hPaと想定されています。4日、5日に上陸となった場合、できるだけ勢力を弱めてきてくれることを願いたいと思います。最近のテレビでは、今年最大を注目していつも通りの報道となっておりますが、ちょっと今回の台風は大きいかなと思うので注意が必要と思いますよ。(前回、上陸した台風20号は上陸時は990hPaとかだったと思いますので、ちょっとした低気圧ぐらいでした。)

ちょっと前まで、熱帯低気圧の初期で想定960hPaとかを書かれていた今回の台風でした。ちょっと気にかかる台風でしたので記事にしてみました。

上陸はしてしまいそうなので・日本に近づく前に十分勢力を弱めて、これまで通りの見かけ倒しの台風になることを願っています。

930~940hPaで上陸するようなら、外出せず飛ばないようにしたほうがいいと思います。

※雑談ですが、台風の時に雷注意報がでるのですが、台風の中ではほとんどならないはずです。なぜなら、雷が発生するには-10℃が必要なので、熱帯低気圧である台風(積乱雲じゃない?)ではならないことが多いと思います。夏は、積乱雲が-10℃の高さまで局所的な低気圧によってできているからとも考えられています。雷のできる理由は、解明されていないので仮設にすぎないですが(静電気でできるって言われていますが、雷ができるまでのエネルギーを発生させるのは難しいとも言われていますし。)。自然って偉大だと感じますね。

 

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