解決編:【鉄壁の防衛策】「電話でカネの話」はすべて詐欺と思え!

みなさん、こんにちは。一ノ瀬舞です。 前半では、祖母に迫る「ニセ警察官」の魔手について、天城先生に解説してもらいました。 カードをすり替えられる寸前、私たちが取った「逆転の行動」とは? ここからは、資産を守るための具体的な攻略法をお届けします!


運営(警察)はパスワードを聞かない

私は天城先生の指示通り、震える手で祖母の携帯に電話をかけました。

天城「舞ちゃん、お祖母ちゃんにこう伝えるんだ。『今すぐ電話を切って、警察署に自分からかけ直す』って」

舞「でも、相手は警察だって言ってるんですよ? 失礼になったら……」

天城「いいかい、これは『認証』のルールだ。向こうからかかってきた電話(着信)は、発信元が偽装できる。でも、自分からかけた電話(発信)は、確実に正しい相手に繋がる。NTTの電話帳や公式サイトに載っている『本物の番号』にかける。これが最強のセキュリティだ」

私は祖母に必死で伝えました。「おばあちゃん、その人、警察じゃないかもしれない! 一回電話を切って!」 幸い、祖母はまだ犯人を家に入れておらず、電話口で話している最中でした。

天城「そしてもう一つ。これが決定的な証拠だ。『警察官や銀行員が、暗証番号を聞いたり、カードを預かることは絶対にない』。これはゲームの運営ポリシーと同じ。GM(ゲームマスター)が『パスワード教えて』なんて言ってきたら、それは100%なりすましの詐欺師だ」

舞「た、確かに……! 運営はパスワードを知らなくても管理できますもんね」

天城「そう。だから『暗証番号』というワードが出た時点で、相手は敵対NPC確定。即座に『通話終了』ボタンを押して、戦闘離脱するのが唯一の正解だ」

その後、祖母は電話を切り、近所の交番に相談に行きました。案の定、警察からはそんな電話はしていないとのこと。間一髪、セーフでした……。

天城「最近は海外の電話番号を使った攻撃も増えているからね。固定電話の『国際電話休止』設定や、ナンバーディスプレイも有効な『防具』になるよ」

◆ 本当のシミュレーション結果

天城先生が提示した、正しい対応を行った場合の未来がこちらです。

【防衛成功後の世界】

  • 支出:0円(電話代のみ)
  • 精神的ダメージ:小(一時的な不安のみ)
  • 経験値獲得:家族で「合言葉」を決めるなどの防犯意識向上
  • 結果:ノーダメージクリア

天城「資産(HP)を守るのに、特別なスキルはいらない。『電話でのお金の話は詐欺』というルールをインストールしておくだけで、大半の攻撃は無効化できるんだ」

舞「先生……今回ばかりは、本当に『神攻略』に見えました!」

天城「よしてくれ。僕はただ、クソゲーのバグを指摘しただけさ。さあ、今回の相談料(チャージ)だけど……」

舞「えっ、祖母の分も私が払うんですか!? それこそクソゲーです!!」


今日からできる攻略アクション

  1. 「留守番電話設定」にする: 犯人は証拠が残るのを嫌がるため、常に留守電にしておくのが最強の盾です。
  2. 国際電話の利用休止: 固定電話を使っている場合、海外からの着信をブロックする申請を行いましょう。
  3. 「#9110」を知っておく: 110番するほどか迷ったら、警察相談専用電話「#9110」へ。

【免責事項】 本記事はフィクションであり、実在の人物・団体とは関係ありません。記事内の法律・税制・金融に関する情報は執筆時点(2026年2月)のものであり、将来的に変更される可能性があります。特殊詐欺の手口は日々巧妙化しているため、最新情報は警察庁や自治体の発表をご確認ください。個別のトラブルについては、必ず警察や弁護士にご相談の上、自己責任で対応してください。

コメントを残す