今の世の中、資本主義で成果主義ってよく聞きますが、資本主義の中でも公益資本主義が最近叫ばれているようです。資本主義になったことで、二極化が進んできたことから、見直されてきているようです。
よく聞く資本主義は、1970年代以降に、ミルトン・フリードマンが提唱した「株主資本主義」であり、理念が「利益最大化が社会貢献」であるという考え方です。
価値を生み出す多くは企業であり、企業の利益を最大限にすれば、国内の経済は良くなることを考えれば、良いことだと思います。また、利益最大化により、配当金が増えることから、株主は取得が増えることになり、良いことばかりである。しかし、日本ではこの流れを1990年代後半から今でも続けており、この影響もあり、庶民の取得が増えないのではないかと考えられます。さらに、株のイメージがバブル崩壊により、悪くなり、株式所有比率が低いことが影響していると思われます。

資本主義を変えればよいのではとなりますが、
なぜ、改正が進まないかは、富裕層は株式を所有していることが多く、配当の増額があり、変える必要がない。変えると配当が減るため、実施しないのではないかと考えられる。
「公益資本主義」は、「会社は社会の公器」であり、公平な利益分配が必要と考えている。従業員にも、株主にも、公平に分配されるべきということで、この考え方は、長期的には国内の調和が保てると考えられるため、今後、導入されていくと思われます。
海外でも、「公益資本主義」が叫ばれていると言うことは、かなり株式を持つ者と持たない者の取得差が大きくなったんだと思いますね。暴動が起きるくらいなのかな?
海外で問題になっているのであれば、日本は即座にやるべきかもしれませんね。
変化が大事だと改めて感じました。