今回は、while文による繰り返しです。

コンピュータ・プログラムの3つの制御構造のうちの反復(ループ)を紹介されています。反復は、決まった条件が満たされている間、何度も同じことを繰り返す。ちなみに、暗証番号を間違えたときに再度入力を求められる場合などが反復です。
while文は条件式が満たされた(True[真]であれば)処理を繰り返す処理です。
finishが入力されるまで繰り返すプログラム。

けど、while文には難点もあります。条件を間違えると、「無限ループ」になってしまう。この場合、処理を強制終了する必要があります。なので、
ループの途中で終了させる方法があります。break文です。
まずは普通の5回入力を繰り返す処理です。
入力した文字列を数字に変えて[int()]、入力した数字の2乗を表示します。5回入力したら、counterが5になるので、終了します。

これに途中で終了するbreak文を追加します。すると、5回実行する前に処理を終了することができます。

999を入力するとbreak文を実行するif文を追加しています。すると、999を入力すると中断し、3回目で終了することができます。このように、無限ループを抜け出す方法をつくっておくこともできます。
代入文と等号では、普通の算数では=は左辺と右辺が一緒ってことを示しますが、プログラムでは違います。あらためて考えると、変ですね。
A = A + 1
こんな等号は算数では絶対ないですね。

aに100を代入しました。算数でいうa = a+1を比較した場合、Falseを示しています。
a = a+1を実行すると、aは101になっています。これより、a = a+1は
「aに1を足して、aに代入する」を実施しています。
プログラム的な考え方ですね。
次は、continue文です。
countinue文は、途中から最初に戻る文になります。

これまでだと、while文内を繰り返すので、print文が何回も繰り返されるはずですが、2の倍数のみしか、実行されていません。これが、continue文の効果になります。
if文を満たすとき、continue文が実行され、それ以下の処理が省略されています。
break文、continue文を使うことで実行したくない処理を制御することができるようになります。
これでこの項は終了しました。
繰り返しとかができると、プログラムしてるって感じがしますね。