末梢血幹細胞移植してみた

末梢血幹細胞移植って聞いたことありますか?ほとんど聞いたことないですよね。

骨髄移植って言われるとピンとくる人はいると思います。

骨髄移植のドナー登録が最近増えていますが、池江璃花子さんの件で盛り上がったみたいです。

けど、登録だけして、実際に手術となるとやめる人も結構いるみたいです。健康な体に傷をつけるので、精神的には避けたくなりますよね。

前置きはさておき、題名の内容ですが、ざっくりいうと骨髄の機能を薬で血液中にだして、血液を採取して、機能をもった細胞(幹細胞)を取り出す方法です。骨髄移植との違いは下図のとおりです。今回は、ドナーの方でした。

日本造血細胞移植学会(https://www.jshct.com/modules/donor/index.php?content_id=7)

G-CSF製剤が幹細胞を血液中に出すための薬になります。

ここから、実際の経験談になります。

流れは、以下のとおりです。

1.手術の内容説明

2.健康診断

3.意思確認

4.入院

5.手術

6.健康診断

って感じです。

まずは、内容説明から始まります。健康診断時に一緒に行うと思います。健康診断内容は、血液検査、レントゲン、心電図あたりをやったと思います。

問題がなければ、意思の確認です。この時にやめることも可能だと思います。もう一つここで確認がありまして、移植の方法です。さきほどの図で2つの方法があったと思いますが、どちらで行うかドナーが決めます。医師の考えもありますので、その点も考慮して、今回は、末梢血幹細胞移植となりました。

次は、入院です。

入院に関しては、病院によって違うと思います。準備したものは、入院生活で暇にならないようにipad等と歯ブラシぐらいでした。服等はレンタルがあるのでそれを使用しました。ドナーでしたので、入院中の支払いは0でした。

次は、手術です。

手術といっても、献血みたいな感じかもしれませんが。末梢血幹細胞移植の場合は、幹細胞を血液中にだすために、薬を注射します。今回は、4日間注射しました。一日に1~2回注射します。インフルエンザ予防の注射と同じです。この注射をすると、活性化するのか、私の場合は、熱がでてきました。風邪を引いたような感じのだるさがある感じでした。関節痛もでるようですが、入院で動かないことによる影響かなと思うくらいでめっちゃ痛いとはならなかったですね。痛い場合は鎮痛剤等も処方してくれるようです。この状態を4日間続けた後に、血を採取します。とり方は下図のとおりです。

https://www.jst.go.jp/kisoken/crest/mathdojo/siryo/2nd_mathdojo/2md_09_Yogo.pdf

この状態で、3時間ほど待っているただけです。私の場合は、手ではなく、足の付け根(股)の静脈にカテーテルを入れて取りました。腕の血管が細かったり、入れにくかったりすると股になるようです。股の血管のほうが太いため、効率的に採取はできるようです。私の場合は、2日にまたがったので、カテーテルをつけたまま過ごして、次の日にもう一度採取を行いました。正直、この股のカテーテルが一番怖かったですね。やる前に痛い痛いと言われていたので、ちょっと恐怖心がでてきてましたね。実際はそんな痛くないので。近くに動脈が通っているらしく、そっちに刺さることもあるようです。この場合は、更に処置があるので、時間もかかりますし、痛いのかもしれませんね。腕の場合は、麻酔がないので、そっちのほうが痛かったかもしれませんね。

そんなこんなで、手術は上記の採取が終われば終了です。薬も打っていないので、だるさもありません。腕から採取した場合は、その日に退院できるようです。

私の場合は、股から採取したので、カテーテルを抜いてから、一日安静で次の日に退院となります。カテーテルを抜くのもどうやって抜くのかわからないので、ちょっと怖かったですね。方法は、そのまま抜いて、圧迫して止血します。15分ほど圧迫して完了です。そのあとは、経過観察です。人間の自然治癒ってすごいと思いましたね。カテーテルがついていた時は、この管を開けたら血がでると思うとちょっとソワソワしましたけど。人間って想像しちゃうから、怖くなってしまうんでしょうね。知らぬが仏ですね。

退院後は、2週間後くらいに経過観察して完了です。

骨髄移植はしたことがないのでわかりませんが、末梢血幹細胞移植の場合は時間はかかりますが、手術的には安全な気がしました。しかし、100%安全ではないので、ためらうことはあると思いますね。

経済的にはこれで命が助かり、何億という経済効果を生むと思えば、安いものかと思いますね。コロナで数万人の方がなくなっていますが、新たに生まれる経済効果を失っていることを考えると、多大な影響だと思います。

ドナーの場合、入院しても保険が効かないと思います(病気でも怪我でもないため)。まあ、支払いがないので出費もないですが。ちなみに、ドナーの障害保険がありますので、心配な方はそれに入ることをおすすめします(意思確認の時に書類をもらうと思います)。

仕事休めないじゃんと思われる方もいると思いますが、最近では下記の制度もあるようですので、活用してみるといいと思います。

骨髄移植ドナー休暇制度

http://www.city.urayasu.lg.jp/fukushi/yobou/kenkodukuri/1025795.html

ドナー休暇制度導入企業

https://www.jmdp.or.jp/help_us/support/post_81.html

ドナー登録について、ちょっと記載しときます。

https://www.pref.chiba.lg.jp/yakumu/kotuzui/kyuukaseido.html

興味のある方は、ホームページまで。

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