Taskerを久々に開いてみたら、コマンドが色々と追加されていたり、使用した時の変数の内容が書かれていたりと、使いやすくなってきています。けど、それなりのものを作ろとするとなかなか難しいですけど。今回、測位の新しいコマンドが増えていましたので、非常時の時に使えるタスクで遊んでみました。
使った項目は、SMSの内容を認識すること、測位v2、SMSを送るです。SMSの内容に「SOS」と書かれていた場合、自分の場所をSMSで返すアクションです。
測位V2は新しいコマンドでして、以下のような出力結果の変数があるようです。今回は、この中のgoogleマップのurlを使用しました。

まずは、プロファイルです。これは、SMSの内容を認識するだけです。
プロファイルのタグで、右下の+ボタンを押して、「状態」ー「アプリ」ー「未読SMS」を選びます。下記の画面になると思います。種類には、MMSかSMS、なんでもから選びます。MMSは最近のメッセージアプリなども含むってことだと思います。今回は、「なんでも」にしました。送信者には、特定の電話番号だけとする場合に入力します。オプションなので入れなくても動きます。内容には、今回トリガーとする「sos」をいれます。これでプロファイルは終了です。

次は、タスクです。タスクも簡単で、ほぼ2行で終わります。こちらも、右下の+ボタンを押して選んでいきます。
1行目:「場所」ー「測位v2」
2行目:「タスク」ー「待機」※なくてもいいかもしれません。処理に余裕を持たすのに追加しただけです。
3行目:「電話」ー「SMS送信」数値には、送り先が記載されています。

3行目のSMS送信の内容は以下のとおりです。数値には、送り先の電話番号を入力します。本文には、先程の測位v2に記載されている変数を記入します。こちらは、右上の五角形のボタンをクリックすると変数の一覧が表示されますので、そこから選べば入力する必要もありません。

以上で、設定は終了です。実際に行った画面が下記のとおりです。消す場所が多くて、見にくくてすいません。自分で自分に送っているので、送信と受信が一緒ですが、sosと送ったら、googleのurlが送られて来ます。これで携帯をなくしても大丈夫(電池があればね)。

このように、ちょっとしたことを入れておくと便利だと思います。これだけで、別アプリを入れるとセキュリティとか怖いですしね。Taskerなら、最低限ですし、自分で設定したのですぐ対応できますし。
このように、Taskerで簡単に設定できる(ルート権限などもいらない)ので、別アプリでは簡単に送信されているかもしれません。Taskerでできることは重要な権限がなくてもできますので、アプリをダウンロードする時は注意したいですね。最近、「スマホを落としただけなのに」の続編が上映されているようですし、注意したいものです。
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番外編で、下記のようなこともできます。
着信模擬です。使うことがあまりないですが、ノリで。タスクとしては、着信音を鳴らし続けるだけです。
1行目で着信音を鳴らします。設定は、下の2枚目の画像を参照ください。
2~4行目は、繰り返すためのコマンドです。「タスク」から選べます。3秒500ミリ秒は1行目の着信音を続けて鳴らすために待機させています。なので、着信音によって変更する必要があります。変数%FURIが無効以外になれば、ifの終わりにいきますので、着信音は止まります。なので、着信音が長いとラグが発生するので注意です。

種類で着信音を選ぶことができます。鳴らすで曲名を選びます。鳴らすはオプションですが、選ばないと着信音が永遠になってしまいます。止め方があるのかもしれませんが、わかりませんでした。これが、わかればさきほどのループの機能はいらないのですが。。。出力経路で音量を決めて完了です。

ちなみに、着信音の前に待機をつけることで、10分後に着信音を鳴らすなどもできます。RPAも流行ってきていますし、このようなフローを考えていくのになれるといいかもしれませんね。
“Taskerで電話の場所返信を設定する(番外あり)” への1件のフィードバック