1990年代から年収が増えない理由は?

今回は、世間一般的に興味がある年収について考えてみました。失われた20年、いや30年って言われて、令和になってしまいました。年収について増えていないって、よく耳にすると思います。なぜでしょうか?これは、生産が落ちているから?けど、モノは売れているような?気がしますよね。

下図は平均年収の年度推移になります。このグラフで不思議なのが、男性は下がっているのですが、女性はその影響を受けていません。なぜでしょうか?賃金が下げれたのであれば、女性も下がるはずに感じますが。

NIPPONの数字(https://www.nippon-num.com/economy/salary.html)

下図は、実労働時間の年度推移です。1990年以降実労働時間が減っているんです。内容的には、パート労働者が増えたので、実労働時間が減ったことになっています。

総実労働時間の推移 厚生労働省(https://jsite.mhlw.go.jp/kochi-roudoukyoku/library/kochi-roudoukyoku/topics/topics222.pdf)

2つの図だけみていると、年収が下がったのは、ただ、働く時間が減ったから下がったのだと感じます。だから、会社が給料を下げたわけではないんです。なので、景気がよくなったとしても働く時間がかわらなければ、年収も増えないって感じになってきます。女性の方は、そもそも実労働時間が変わらなかったから年収が変わらなかったのかもしれません。他のデータでは、女性の社会進出が進み、パート労働者ではなく、一般労働者になった人数が多く、その分で変わらなかったと考えられるデータもあります。

昨今、働き方改革が進められて、残業がなくなり、実労働時間が減る風潮にあります。年収が減る方向が考えられますが、経営者の方には、効率化できた分を従業員に返還する形を期待したいものですね。

昔は、よく働いたっていわれますが、1960年代は総労働時間が2300時間ですので、今の1.5倍位多く働いていたんですから、昔は忙しかったんですね。製造や設計については、機械化されたので、かなり省力化されていますね(今の方が内容的には、多くの事をしているかもしれません)。

これからは、時間労働ではなく、内容による賃金とすることが重要なのかもしれませんね。そうしないと、総労働時間が減ると年収がダダ下がりの状況になりますので。業務の内容によっては、内容に対する配分が難しいのもありますし、そう簡単にはいかないですね。

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