ポストにこくみん共済の封筒が入っていました。地区で配っているみたいです。宛名がなく、住宅にすべて投げ入れされているようです。正直、チラシ投げ込みで保険をかける人がいるんでしょうか? 「やばい、保険入らないと」ってなるかな。。。
こくみん共済について、ちょっと検索してみました。
こくみん共済 coop は保障(共済商品)の「生協」で、営利を目的としない組織ですので、余ったお金(剰余金)は割戻しされます。
※保険会社自体が、相互会社や株式会社があるので、わかりにくいですよね。
こくみん共済の商品は、以下の7タイプのみです。
ちなみに、民間保険であれば、基本契約があり、特約でプラスしていく形になっていると思います。この部分がメリットでもあり、デメリットでもあります。こくみん共済のメリットは、わかりやすく、安くすませることができる。デメリットは、オーダーメイドでないので、不足や過剰な分がでることです。
1.こども保障タイプ(加入年齢 0~17歳)
2.障害タイプ(加入年齢 0~79歳)
3.医療タイプ(加入年齢 18~64歳。場合によって、80歳まで延長可)
4.総合タイプ(加入年齢 18~64歳。場合によって、85歳まで延長可)
5.終身医療タイプ(加入年齢 15~80歳)
6.がん保障タイプ(加入年齢 18~49歳。65歳まで延長可)
7.個人賠償タイプ(上記のタイプにプラスで、特約みたいな感じです)
契約期間は、1年。掛け金は、原則、掛け捨て。解約時の返戻金は、原則、なし。出資金として、1口(100円)以上必要(チラシには、1年で1200円ってなっていました)。お支払いできない場合は、本人の過失が大きい時は、支払い出来ないみたいです。
商品の主な特徴は下記のとおり。
1.こども保障タイプ(1200円/月)
通院1日目から支払い 日額 2000円(事故が対象。疾病は対象外)。
入院1日目から支払い 日額10000円(病気と事故が対象)。
※入院時諸費用サポートで5000円プラスされています。
骨折で50000円支払われる(1回のみ)。
手術は、5万円。1400点以上のみ(例:20cm切開するぐらいの手術)。
2.障害タイプ(1000円 / 月)
健康状態にかかわらず加入可能。
入院・通院で1事故3000円。入院・通院日数に合わせて最大18万円。
長期入院(1回90日以上) 18万円。
携行品の損害 30万円(免責1万円)。
※年齢によって、保障内容に差異あり。
3.医療タイプ(2300円 / 月)
入院1日目(日帰りも)から支払い 日額10000円(病気と事故が対象)。
通院1日目から支払い 日額 2000円(主に交通事故が対象)。
手術は、6万円。1400点以上のみ(例:20cm切開するぐらいの手術)。
先進医療を受けた時 最高1000万円(対象になる確率がわからない)。
※ 年齢によって、保障内容に差異あり。
4.総合タイプ(1800円 / 月)
入院1日目(日帰りも)から支払い 日額2000~5000円
(交通事故、不慮の事故、病気で金額が異なる)。
交通事故の通院時は、1日目から支払い 日額1000円。
死亡・障害時に支払い 16万 ~ 1200万円。
※ 年齢によって、保障内容に差異あり。
5.終身医療タイプ(加入年齢によって金額が異なる。例:50歳約3600円)
先進医療を受けた時 最高1000万円(対象になる確率がわからない)。
入院1日目(日帰りも)から支払い 5000円 。
手術は、5万円。1400点以上のみ(例:20cm切開するぐらいの手術)。
通院保障がない。
6.がん保障タイプ(1400円 / 月)
「がん」と診断・入院・手術・死亡・障害となった時 10万~100万。
入院は無制限 日額5000円。
7.個人賠償タイプ(上記のタイプにプラスで、特約みたいな感じです)
個人賠償(損害暮鐘責任を負う時) 1億円。
書いてみましたが、やっぱり、細かいし、よくわかりにくいですよね。ライフネット生命が携帯で簡単にできるようにしていましたが、できるんですかね。ちなみに、下記の家族構成で加入した場合は、
お父さん 総合タイプ 1800円 × 12ヶ月 = 21、600円
お母さん 医療タイプ 2300円 × 12ヶ月 = 27、600円
子供 こどもタイプ 1300円 × 12ヶ月 = 15、600円
個人賠償タイプ 3人分 600円 × 12ヶ月 = 7、200円
合計 72,000円 / 年
20年間払った場合 144万円。こう考えると、かなり高額ですね。安心を買ったと思えば、そんなもんでしょうかね。仮に、高額医療費を対象とした場合、20ヶ月分くらいなので、1年くらい入院することがあれば、得になりそうですね。保険自体が、得することを考えるものではないので、だめですけど。保険は、多額の出費が短期間にでることを避けることが重要です。
言われることはいつも同じですが、ライフスタイルにあった保険を決めることが、コストダウンになる要素です。また、貯蓄がある場合は、支払いはできますので、保険をかけないのも、コストダウンを図る方法です。
思った以上に支払いをしている保険については、今一度、考える時間を持つことが重要です。怪我するか等はどうなるか分からないので、個人の判断を信じてください。
こくみん共済みてみましたが、介護分野が乏しい感じがしますね。介護の確率は高いと思いますし、商品は作りにくいかもしれませんね。