久々の記事になりますが、最近よく聞くIoT(internet of things)について考えてみました。
1.IoTってなに?
巷では、様々なもの(things)をインターネットに繋げて、相互に情報交換をする仕組みという意味で使われていると思います。ちなみに、IoTは、RFID (Radio-Frequency IDentification) の開発に取り組んでいるイギリスのテクノロジー先駆者であるケビン・アシュトン氏による造語らしいです。現実世界をインターネットに接続するユビキタスセンサーのシステムを考案していたようです。
2.IoTによって何ができるようになるのか?
デジタル化することにより、いろんなことができるようになります。
(1)遠隔操作する
インターネットに繋がることによって、その場所に行かなくてもモノの状況や始動・停止が行うことができるようになります。例えば、これまで1時間かかって行かないと始動停止ができなかったことが、できてしまうんです。更に、油の量や物体の状況もカメラをつければ監視できてしまうんです。
(2)モノの状態をデジタルで保存する
これまでは、目で確認したりしていた(アナログ)を画像等(デジタル)で保存していくことができる。アナログに比べて、保存領域が少なくて住みますし、データ解析を行うにも便利になります。
(3)プログラミング制御する
遠隔操作の発展版のようなものですが、ある状態になったら、設備を動かす等ができるようになるんです。一般的な工場等では、異常観測した場合、設備がとまるように機器破損防止等でセンサが元々ついているのでメリットがありませんが。家庭のエアコン、鍵、調理機器、照明等を操作することができます。熱中症対策として、室外温度と湿度が規定値を超えた場合は放送がかかって、「熱中症危険域になりました。休みましょう」等をいうことができます。植物の土の湿度を測定することで、湿度が低下した時に水やりをするようにできます。
このように、これまでの定性的(アナログ)な情報を定量的(デジタル)にすることでいろんなことができるようになるんです。これまでは、センサ類等も消費電力が大きく、小型化もされていませんでしたし、価格も高価でしたので、普及していなかったんだと思います。また、インターネットによる通信環境の高度化(無線化、通信速度の高度化等)によってできるようになってきたのだと思います。
3.IoTってむずかしいのでは?
とっつきにくい感じはありますよね。工場とか大きなところで行うことでしょって思いますが、家庭でおこなう方が身近でワクワクしますよね。一番、簡単にできるのが、Alexaではないでしょうか?
4.Alexaって?
AlexaはAmazonが開発・販売している商品です。Amazonのホームページでは、以下のように紹介されています。
AlexaはEcho端末の頭脳となるクラウドベースの音声サービスです。
新しい機能が日々追加され常に進化し、お手持ちの端末で、常に最新のAlexaがご利用いただけます。「アレクサ」と話しかけるだけで、いろいろな操作が簡単にできます。以下のような簡単にできます。
IoTの関係する箇所は、スマートホームの関連です。どうするかといいますと、図で紹介すると以下のような感じです。Echoが主体となって、照明を付けたり、エアコンを付けたりすることができます。さらに、上のことができるようになります。
Echo・Alexaはいろいろなものと連携することが容易です。Echo・Alexaについて、ちょっと紹介しておきます。ちなみに、自分が行った記事もあるので、よかったら。次の記事にしようと思っていることもあるのですが、いろいろと面白いことができます。下記の表は、Echoシリーズの比較です。一番安いものだと、6千円弱で買えます。時期によっては、2000円引きとかされていますので、更にお得に購入できます。一番右側には、ディスプレイ付きもあります。この機種だと、テレビ電話が簡単にできます。
new Echo Plusやnew Echo Showでは、対応家電を簡単セットアップできるようです。
ちょっと近未来な感じを感じてみませんか?