先日、新聞に元旦は休んでもいいのかって話が書いてありました。最近では、元旦から営業しているお店もたくさんあって、食べ物とかも心配することはなくなりました。けど、正月って感じがあまりしませんね。新聞に載っていた記事は、大型小売点の正月三が日の営業についてアンケートを実施したようです。
結果は、
「平常通り営業がよい」:8.8%
「元旦は休業でよい」:57.6%
「三が日は営業時間短縮でよい」:17.8%
希望する閉店時間は午後6時が6割の方が希望したようです。
※回答者は会社員の男性229人、女性271人の500人。
半数が元旦は休んでもいいんじゃないかと言われているのがいいですね。けど、働く人は休んでもいいかなって思いますが、経営者にしたら、お祭りみたいな日ですので、営業したくなるでしょうね。回答者のうち、買い物にいった人は2割り程度であり、行った人の多くはSCが6割弱で、食品スーパーへは2割程度が行ったようです。買った物は食品が5割だったようです。正月はご飯を作りたくないですので、5割はわかるような気がします。2000年ぐらいの時期から、元旦も働くようになったことがネットを探していると言われています。1997年に消費税が5%に増税されて、景気が後退期に入っていたようです。デフレが始まり、景気が上向くこともなく、1990年代は就職氷河期、失業率3%や中国への投資があった時代です。この時期はすこしでも、景気を上向かせる?ことが重要だったため、元旦も働きだしたのでしょうかね?この他にも、携帯電話が普及してきましたし、コンビニエンスストアも一般的になってきたころです。失われた10年を上向かせるために、頑張っていたってことですね。けど、良いか悪いか?個人の意見ですが、日本人は原価に対して厳しく、需要に対する価値を高くすることは、悪いことのように感じることも失われた10年に関係していると感じるのですが。この考えがある時点でいつまでも景気は上向かないと思います。なぜならば、人の価値を安く見ているってことだからです。付加価値とは、人の行った行動に対して支払われる金額であって、その価値は需要と供給によって決まる。その付加価値が不当な金額であったとしても、それは求める人がいるから、支払われべきなのです。1990年以前がなぜ、この考えでも成長していたか、これは人の価値が物の価値に対して低かったからだと思います。個人の考えですので、流して貰えばいいのですが、そもそもは、日本人が人が行う行動には価値があることを認識すべきです。やってもらってあたりまえ、おもてなしは無料って考えている時点で景気は上向かないと思います。なので、東京オリンピックのボランティアは正直、景気後退を後押ししているように感じます。
働き方改革が流行っていますが、残業をなくして効率化するってことですけど、プライベートの時間が増えても、使えるお金がないと通貨の流通はあまりないので、景気はよくならないと思います。
働き方改革で、また、元旦はゆっくり休んで、家族団欒、自分を見つめ直す時間を持つことが重要ではないかと感じます。