最近の小学生、中学生の荷物の量を見たことはありますか?身内の中学生のリュックをもたせてもらったのですが、めちゃくちゃ重かったです。10kg以上あったようにかんじました。この原因は、教科書等が昔に比べて大きくなって、そのうえ、学校に置き勉をしてはいけないからみたいです。最近の子は、真面目な子が多いのか、先生が真面目なのか、しっかりお持ち帰りしているようです。
教科書の大きさは、昔は日本サイズのB版を使っていたと思いますが、それが国際サイズのA版が基本となったことで基本A4サイズとなってきています。そのため、A4になって大きさは1.15倍になりますので、1,2kgは簡単に増えますし、カラー版や図を多く入れることでさらに枚数も増えているようです。A4になったことによって、ランドセルに入らないことも困ったことになっています。困っていることは販売動機にもなるので、その部分を改良したランドセルが発売されてもいます。
この前テレビでもやっていたのですが、構造自体も丈夫になっているようで、更に、重くなっているようです。なんかいいような悪いようなって感じですね。
熱中症の予防ということで水筒を持参していますし、環境にやさしいということで、マイ箸も持参しています。
これらのすべてを持っていくと、10kgぐらいになるようです。中学生であれば、持てる重量かもしれませんが、小学生になると転倒等の危険が出てくると思います。また、新聞等には「過大な負荷が長時間続くと、背骨の椎間板に悪影響を及ぼす可能性がある」と指摘されています。重さは体重の15%を超えないようにした方が良いとのことです。
このような、話が文科省にも上がっていまして9月頃には「携行品の重さや量」を工夫して軽減するように通知をしたようですが、各学校の最良に任されているようです。各学校にとっては置き勉をして、学力低下が見られた場合、批判されるので、安易に置き勉を推奨することはできませんね。けど、置き勉って昔から駄目だけど、子供が自主的に置いていっていたんではないでしょうか?それぐらいの悪さ(?)はするべきではないでしょうか?また、学力が低下すれば本人の責任ではないでしょうか?そこまで、学校の責任にされては学校がかわいそうですけど。。。。また、推測ですが、学校内でも成果主義があれば、批判される置き勉を許すはずがないと感じます。いろいろなことが原因で、子供が大変になっているんでしょうね。
文科省や有識者は以下の事例を紹介しているようです。
・家庭学習で使う予定のない教材は置いて帰る。
・大きな学習用具は計画的に1日1つ持ち帰る。
・ロッカー整備を進める。
・長期休暇を短縮する代わりに1日あたりの授業数を減らしたり、
1科目に集中的に取り組む日をつくったりする。
昔の子供は自主的・自分の責任で行っていた置き勉を明文化して、責任を文科省や学校にもっていっただけのように感じます。
時代的に電子化が進んできているので、タブレットにして教科書をすべてなくせば、かなりの軽量化になるように感じます。また、習字セット等も学校で備え付けにしてみんなで共有でいいのではないでしょうか?そうすれば、みんなが使うものなので大事にする気持ちも生まれると思います。箸等もマイ箸をもっていくのではなく、学校に備え付けで、使ったら洗って返す。この案はどうでしょうか?
何はともあれ、文書化が重要なのではなく、子供が楽になる方法を早急に実施してほしいものです。
がんばれ、子供たち!!
初めて訪問させていただきました。教育に携わる者として、賛成です。わたしは日本語教師をしているのですが、学生たちが毎日重い教科書を持ち帰るのは大変だと思っています。置き勉してはいけないルールなので、学生の中にはぶ厚い教科書のその週に必要な部分だけを切り取って持って来るなどしています。かわいそうです。ロッカーを設置するとかしてくれるといいのですが。わたし自身は教科書を学校に置いて、必要なページだけをタブレットで写しておいて、教材研究をしています。
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訪問ありがとうございます。子供を見ていると先生の対応が子供の考えを大きく左右しているように感じますので、先生はすごく大変だと思います。教材をタブレットに写して行う等を子供達が見ていると、先進的に考える子になるようで良いように感じます。この数年でタブレット等の利便性が格段に上がっていることを考えますと、個人でPDFによる閲覧も可にしてほしいですね。タブレットのみでかなり軽くなると思いますが。紙の方が見やすい時もあるんですけどね。
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実は私は腰痛持ちです。分厚い本を持って通勤すると、かならず、痛みます。それで仕方なくなんです。本当はやはり紙の本に書き込みなどしたいところです。学生も同じだと思います。本来なら紙に書き込んだりしながら、テキストを使うほうが断然勉強になると思います。
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