社員のやる気は働き方改革であがるのか?

先日、働き方改革についてブログにしてみました。その働き方改革で何が重要であるか、考えてみましたので、記事にしたいと思います。

1.働き方改革は必要なのか?

労働生産性は、労働時間に対してどれだけのモノを作れるのかを測った値であって、少ない時間で利益を出せば、労働生産性は高くなります。日本の労働生産性は、OECD中20位であり、先進国の中では低いようである。しかし、労働者にはこの結果はあまり関係はないと思います。なぜならば、労働生産性が上がったとしても、すべてが収入に直結するかはわからないので、自分達が働きやすくすることが大切だからです。

労働生産性の国際比較 2017年度 公益財団法人 日本生産性本部

2.どのように働き方改革をするのか?

自分達が働きやすい環境を作ることが大切。経営者としては、従業員をどう効率的に働いてもらうかが焦点になると思います。従業員は、最低限の仕事で最大の利益を得れるように業務を見直すことが重要ですが、人間は考える動物ですので、やる気(モチベーション)が仕事の質に与える影響が大きいです。このため、下記の対応が以前から採用されています。

(1)報酬・昇進による方法

(2)職場の風通しを良くする方法

(3)IT化による効率化の方法

3.効果はあったのか?

報酬・昇進による方法については、高度経済成長時代では、右肩上がりの成長であったので、給料の増加が毎年のようにあったみたいで、更に、仕事を効率的にこなすことで評価され、役職になることにより、同僚より権威を持ち、給料も上がる。頑張れば、必ず報われることが確定していた。しかし、近年では給料が頭打ち、最悪な場合、下がる可能性があります。このような状況では、頑張っても今と同等となってしまいます。労働組合のある会社であれば、賃金の粘着性でそう簡単に下がることはない。このため、頑張っても頑張らなくても同じならば、楽な方にいこうとしますよね。このため、最近では、報酬・昇進による方法もあまり効果がないようです。

職場の風通しを良くする方法については、昔であれば、飲み会や社員旅行、運動会等が行われていました。社員旅行、運動会は経営のスリム化等で、廃止された会社が多いようです。昔は、このような行事があったことで風通しが良かったと考えている経営者によって復活された会社もあるようですが、通常業務で忙しい会社では、正直、業務が増えた上に、休日開催であれば、共働きしている家庭で出社しないといけない罪悪感があり、逆にやる気を低下させている可能性があるようです。飲み会についても、上司の話を聞かなければならないため、若い人にはストレスのようです。昔であれば、それも仕事のうちで、給料が上がる時代でしたので。この方法も、やり方次第で、効果がないようです。

IT化による効率化の方法については、新しいシステムを導入したが、システムでできない事は、人間系で行わなければなりませんし、システムに合わせて、仕事が組まれることがあり、本末転倒のような気がします。本来は、仕事に合わせて、システムを改良することが重要であるのですが、システムに仕事をあわせることが多く、これにより仕事が増加している会社もあるようです。この方法も、やり方次第で、効果がないようです。

4.何が良いのか?

日経ビジネスに、最近の生産性向上に効くと思われる技がありました。大まかには、

社員のやる気を分析する。

正確の合う人達を同じ職場にする。

仕事を継続できるようにする。

社員のやる気の分析には、日常のメールの文章に変化が見られるかをチェックすること、定期的に簡易ストレスチェックを行うこと、顔色をチェックすること等です。共通する点は、通常時と変化があるかを見ていくことが重要ということです。気持ちの変化は、言動や行動、表情に現れるものであり、その部分を活用するようです。データを蓄積するのは、コンピュータの得意とするところであり、現代の文明の力を活用していますね。

正確の合う人達を同じ職場にすることにより、仕事の効率が上がることが「ホーソン実験」で確認されています。ソフトバンクでは、入社試験のエントリーシートの書き方が入社した人と似ている場合に正確が合うと判断するようです。このように、マッチングアプリのような感じで、使用するようです。ちなみに、マッチングアプリを使用して結婚したカップルの後悔は、街コン等で知り合ったカップルよりも少ないようです。

一日の労働時間は8時間ありますが、8時間ぶっ続けで仕事をすることは困難ですし、近年では、パソコンで行う作業も増えてきており、頭を使うことが多くなってきています。このため、昼寝を推奨している会社が多いようです。しかし、昼寝の時間は長すぎると、ぼーっとすることが発生するため、30分程度としているようです。また、職場に視界にはいる割合が15%の緑があるとストレスが軽減されるようです。

他にも方法はたくさんあると思います。できることから、実践していくことが大切だとおもいます。これまでと違って、法令として働き方改革が推進されていますので、会社側も一方的に否定はできないので、働きやすい環境作りを日頃から心がけることが大事だと感じました。

 

 

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